2重シールドケーブル


LAPPの2重シールドケーブルは、主に静電遮蔽を目的としています。
EMC対策において、2重シールドを使用することでより効果の高いノイズ減衰が期待できます。
2重シールドケーブルとは
線心とアウターシースの間に【ホイルシールド】と【編組シールド】の2種類の一括シールドが存在するケーブルです。
[ホイルシールド]・・・主に高周波ノイズに効果的
[編組シールド]・・・主に低周波ノイズに効果的
LAPPの2重シールドケーブル特長
【機械的デザイン】
ケーブル取り回しや移動時、ホイルシールドの破損に対して、機械保護、電気特性を補うため、編組シールドを設け、可とう性を確保しています。
【電気的デザイン】
ホイルシールドによる電線カバー率100%と編組シールドによるカバー率75~90%で低い伝達インピーダンス効果を発揮します。効果の高いノイズ減衰が期待できます。
2重シールドのデメリット
- ケーブルの柔軟性が低くなる。
- 接地を怠ると、電力・データ伝送に影響が出る。
- ケーブル加工の際、シールドに対して2重に加工が必要となる。
その他の2重シールド
前述の2重シールド以外にも別構成の製品がございます。
[各対シールド+一括シールド]


各対シールド+一括シールドケーブルとは
各対(各ツイストペア線)に[ホイルシールド]を設け、一括シールドとして[編組シールド]があるケーブルとなります。
ただし、各対シールドはクロストーク対策が目的となります。各対シールドは高周波通信の際に発生する信号同士の干渉に対して減衰効果があります。
LAPPでは各対シールドケーブルを「PiMF」と表記することがあります。
「PiMF」はPair in Metal Foil の略で、各ペア(ツイストペア線)にホイルシールドをしているという意味です。
計装(アナログ/デジタル/通信)
フィールドバス
フィールドバス(PROFIBUS-DP/FMS/FIP)用ケーブル UNITRONIC® BUS PB
フィールドバス(PROFIBUS PA)用ケーブル UNITRONIC® BUS PA
フィールドバス(DeviceNet)用ケーブル UNITRONIC® DeviceNet THICK + THIN
フィールドバス(DeviceNet)用ケーブル UNITRONIC® DeviceNet FD THICK+THIN
産業用イーサネットケーブル Cat. 5
産業用イーサネットケーブル Cat. 5e
産業用イーサネットケーブル Cat. 6
産業用イーサネットケーブル Cat. 6A
産業用イーサネットケーブル Cat. 7
産業用イーサネットケーブル TRAIN用
ETHERLINE® TRAIN
産業用イーサネットケーブル 耐熱ケーブル
産業用イーサネットケーブル 耐環境使用
産業用イーサネットケーブル 耐環境使用(難燃性素材)
産業用イーサネットケーブル LANケーブル
UNITRONIC® LAN FLEX









