中国VOC

LAPPは、中国VOCにおける税関やその他第三者試験機関の規則について対応しています。

 

LAPP China からは中国VOC対応についてのレターが発行されています。以下よりダウンロードできます。

 

揮発性有機化合物(VOCs)は、特定の固体又は液体から気体として放出されます。VOCには様々な化学物質が含まれ、一部には短期及び長期に及ぶ健康への被害を及ぼすものもあります。中国国家規準では、電気及び電子産業で使用される塗料、接着剤、インク及び洗浄剤に関して基準を確立しています。準拠必須である国家規格は2020年3月4日に公開されました。4月1日2021年に実施されるGB 38507-2020を除き、その他規格は12月1日2020年から実施されます。

 

  • GB 30981 - 2020[1] 工業防護塗料中の有害物質の制限量
  • GB 33372 - 2020[2] 接着剤揮発性有機化合物の制限量
  • GB 38507 - 2020[3] インク中の揮発性有機化合物(VOCs)含量の制限
  • GB 38508 - 2020[4] 洗浄剤における揮発性有機化合物含有量の制限値

 

ただし規格適用対象は、インクやその他揮発性物質の原材料のサプライヤーになります。ケーブルやその他製品に印刷されたインクの場合、中国税関はVOC要件準拠の検査を要求していません(検査することができません)。そのため本規制により、お手元のLAPP製品が中国税関で制限や影響を受けることはありません。

 

LAPPは早い段階から、安全性及び環境を重視してきました。LAPPの製造プロセスでは、規格に留意し、REACH規則を実施しています。今後VOC要件対応のため、LAPPの副材料に基準を超えるVOC物質が含有されないことを確認、または代替品として無害な物質へと変更していきます。

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