計装ケーブルの電圧

ピーク動作電圧が250Vの通信・データ用ケーブルUNITRONIC®に、230Vの主電源電圧の機器を接続した場合、火災や感電の原因になります。

計装・通信・データ用のケーブルUNITRONIC®は、パワーコントロールケーブルÖLFLEX®とは、全く異なるケーブルデザイン及び試験基準となります。


主な違いは絶縁体の強度です。
UNITRONIC®データケーブルは通常、6~48Vの電圧範囲で使用されます。一方、ÖLFLEX®パワーコントールケーブルは230V の主電源電圧を持つ機器(ドリル、芝刈り機等)*、単相/三相電源の機械 (U0/U 300/500 V、600/1000 V等) などに使用されます。
(*LAPP本国基準の欧州電力供給システムから230Vと記述しています。)


例えばÖLFLEX® CLASSIC 100 300/500Vパワーコントロールケーブルの絶縁体は、U0/U 300/500 Vの電圧範囲に対応できる設計になっています。
一方、UNITRONIC® LiYYデータケーブルを例にとるとÖLFLEX® CLASSIC 100シリーズの絶縁体よりも平均で30%~50%薄い仕様になっています。

しかし、計装・通信・データケーブルでも、250Vの一時ピーク電圧が発生することがありますが、AC230V/50Hzで常時電圧印加するような電源回路などで使用はできません。
一般的に、データケーブルの耐電圧は、1200~1500Vの電圧で1分間のみ、パワーコントロールケーブルは、4000Vの電圧で15分間テストされます。


計装・通信・データケーブルを電源回路に接続するには、変圧器などで降圧し、対象機器の許容電圧まで落として使用してください。

この場合、電源回路から変圧器までは、適切な電圧クラス(例:U0/U 300/500 V)のÖLFLEX®ケーブルを使用して、変圧器から対象機器までをUNITRONIC®データケーブルで配線する事を推奨します。

ご質問やご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

計装・通信・データケーブルの使用電圧について

ピーク動作電圧が250Vの通信・データ用ケーブルUNITRONIC®に、230Vの主電源電圧の機器を接続した場合、火災や感電の原因になります。

計装・通信・データ用のケーブルUNITRONIC®は、パワーコントロールケーブルÖLFLEX®とは、全く異なるケーブルデザイン及び試験基準となります。


主な違いは絶縁体の強度です。
UNITRONIC®データケーブルは通常、6~48Vの電圧範囲で使用されます。一方、ÖLFLEX®パワーコントールケーブルは230V の主電源電圧を持つ機器(ドリル、芝刈り機等)*、単相/三相電源の機械 (U0/U 300/500 V、600/1000 V等) などに使用されます。
(*LAPP本国基準の欧州電力供給システムから230Vと記述しています。)


例えばÖLFLEX® CLASSIC 100 300/500Vパワーコントロールケーブルの絶縁体は、U0/U 300/500 Vの電圧範囲に対応できる設計になっています。
一方、UNITRONIC® LiYYデータケーブルを例にとるとÖLFLEX® CLASSIC 100シリーズの絶縁体よりも平均で30%~50%薄い仕様になっています。

しかし、計装・通信・データケーブルでも、250Vの一時ピーク電圧が発生することがありますが、AC230V/50Hzで常時電圧印加するような電源回路などで使用はできません。
一般的に、データケーブルの耐電圧は、1200~1500Vの電圧で1分間のみ、パワーコントロールケーブルは、4000Vの電圧で15分間テストされます。


計装・通信・データケーブルを電源回路に接続するには、変圧器などで降圧し、対象機器の許容電圧まで落として使用してください。

この場合、電源回路から変圧器までは、適切な電圧クラス(例:U0/U 300/500 V)のÖLFLEX®ケーブルを使用して、変圧器から対象機器までをUNITRONIC®データケーブルで配線する事を推奨します。