ファクトリーオートメーション(FA)ネットワークトポロジー

ネットワークトポロジーとは、デバイスが互いにどのようにネットワーク化されているかを表現したものです。

産業用ネットワークでは、様々なトポロジータイプがあります。ここでは、各トポロジーについて紹介しています。

[目次]

  1.ポイント・ツー・ポイント型

  2.ライン/バス型

  3.リング型

  4.スター型

  5.ツリー型

ポイント・ツー・ポイント型

 

最も単純な接続方法は、2つのデバイス間のPoint-to-Point(ポイントツーポイント)接続です。

例えばPLCとPCの間の接続などが挙げられます。Point-to-Pointの欠点の1つは、デバイスが他の複数のデバイスと通信する必要がある場合、それぞれ個別の接続を確立する必要があることです。

入力→伝達関数→出力入力→伝達関数→出力

ライン型/バス型

 

ライン型またはバス型のトポロジーでは、デバイスを直列に接続します。

デバイスはすべて1つの伝送媒体に接続されています。CC-LINKやPROFIBUSなどのフィールドバスシステムは、このタイプのトポロジーを使用しています。

入力→伝達関数→出力入力→伝達関数→出力

リング型

 

リング型で接続されている場合、デバイスはすべて、基本的に2つのチャネル(時計回り、反時計回り)を介して他の全デバイスと通信可能です。

これがリング型トポロジーの主な利点です。ネットワークの一部分が中断された場合でも、デバイス間の通信は維持されます。リング型トポロジーの冗長リング型構造は、EtherCatで実装できます。

入力→伝達関数→出力入力→伝達関数→出力

スター型

 

スター型トポロジーでは、スターの中心となる通信機器が必要です。

入力→伝達関数→出力入力→伝達関数→出力

ツリー型

 

ツリー型には、サイズに応じて複数の中心となる通信機器が必要であるため、「拡張」スター型ともみなされます。

ツリー型の例では、スイッチを分散用通信機器として使用する一般的なタイプのEthernetオフィスネットワークが挙げられます。

入力→伝達関数→出力入力→伝達関数→出力

ここでは、ファクトリーオートメーション(FA)におけるトポロジーの基礎的な知識を紹介しました。

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産業で使用されるイーサーネット、イーサネットとフィールドバスの違い、MACアドレス、HUB、スイッチ、ルーターなどについて解説しています。

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